三鷹ストーカー殺人・池永チャールストーマス「交際女性の裸画像」大量収集

池永チャールストーマス

■ 三鷹ストーカー殺人事件

三鷹ストーカー殺人事件(みたかストーカーさつじんじけん)とは、2013年10月8日に東京都三鷹市で発生した殺人事件。トラック運転手の池永チャールストーマス容疑者(21)が、元交際相手のタレントの卵、鈴木沙彩さん(18)にストーカー行為を繰り返したのち刺殺した。本事件が誘引となり、リベンジポルノの関連法案が成立した。

2011年10月頃、関西在住の池永チャールストーマスが東京在住の鈴木沙彩さんと実名制SNSを通じて知り合い、同年12月から遠距離恋愛というかたちで交際が始まった。男性は日比混血児(ジャピーノ)の高校卒業後は、フリーターとして当時はトラック運転手をしていたが、南米ハーフの関西有名私大学生と偽って交際していた。

約1年間交際していたが、鈴木沙彩さんが2012年秋に外国留学するようになった頃から池永チャールストーマスへの別れ話が出た。2013年春に鈴木沙彩さんが留学を終えて帰国したが、池永チャールストーマスは執拗に復縁を求めた。鈴木沙彩さんは池永チャールストーマスからの連絡をしぶしぶ取っていたが、2013年6月からは携帯電話を着信拒否し、連絡を完全に絶つようになった。

復縁できないと思った池永チャールストーマスは、2013年夏から鈴木沙彩さんの殺害計画を練りはじめ、当時アルバイト勤務していた運送会社を無断欠勤後に行方をくらまし、同年9月27日に居住していた関西から女子高生が住む東京へ高速バスで上京。この時友人に「4、5年ほどアメリカに行く。その前に彼女と話がしたい」と話していた。9月28日に武蔵野市吉祥寺の雑貨チェーン店で凶器となるペティナイフ(刃渡り13cm)を購入した。

池永チャールストーマスが三鷹市の自宅のそばまで来ていることを知った鈴木沙彩さんは10月4日にストーカー被害を在籍高校の担任教諭らに相談。学校側は近くの杉並警察署に電話で問い合わせ、署の担当者はBの自宅を管轄する三鷹警察署に相談するよう指導した。

10月8日午前に鈴木沙彩さんは両親と三鷹署を訪れて「待ち伏せされている」などと池永チャールストーマスのストーカー行為について相談。三鷹署の警察官はストーカー規制法に基づき、鈴木沙彩さんが把握していた池永チャールストーマスの携帯電話の電話番号に3回電話をかけたが電話に出ず、連絡するよう留守番電話に入れた。鈴木沙彩さんはその後に1人で高校に登校し、授業が終わった後で帰宅した際には両親は仕事等の用事で外出しており、自宅には鈴木沙彩さん一人だけだった。

池永チャールストーマスは昼過ぎに鈴木沙彩さん宅2階の無施錠の窓から侵入し、1階の鈴木沙彩さんの部屋のクローゼットに隠れて、殺害の機会をうかがっていた。クローゼットに隠れながら殺人事件まで友人に無料通信アプリを通じて鈴木沙彩さん宅の電話番号とみられる番号を告げる形で室内に誰かいないか確認する電話をかけるよう依頼していたが、その一方で「ふんぎりつかんからストーカーじみたことをしてる」「そのつもりなかったけどなんやかんやで押し入れの中。出たいけど出られへん」「三時間前のおれしね」「あー無事にかえりたいよぅ」「詰みだわ」と殺害に葛藤があるかのような言葉を送信していた。

16時53分、池永チャールストーマスは鈴木沙彩さんの部屋で潜んでいたクローゼットから出て、ペティナイフを持って鈴木沙彩さんを襲撃した。池永チャールストーマスは鈴木沙彩さん宅の外の道路にまで逃げた鈴木沙彩さんを追廻し、首や腹に11カ所の刺し傷や切り傷をおわせた(致命傷は3カ所あった)。16時55分に路上で倒れている鈴木沙彩さんが発見され、110番通報がされた。18時30分に池永チャールストーマスはズボンに血痕があったことから警察官から職務質問され、事件への関与をみとめたため、殺人未遂罪で緊急逮捕された(池永チャールストーマスは襲撃から逮捕されるまで、友人や母親に携帯電話で殺害を実行したことを告げた)。

■ 被害女子高生も殺される6日前に「復讐ポルノ」ネットばらまき

<「沙彩さんの自宅の部屋のなかで、ベッドの上や大きな鏡の前で撮られていた。背景に写っている壁には、画家である母親の作と思しき絵が飾られている。沙彩さんは、笑顔で、すましたような表情、時には恥ずかしそうな表情を浮かべて写っていた。(中略)
いずれにせよ、誰かに見せるとしても、非常に親しい関係にある人にしか見せないようなものばかりだ。不特定多数に向かって写真が公開されるのは、沙彩さんへの脅迫が目的としか考えられない。(中略)
さらにその2日後、同じユーザー名から沙彩さんが映る動画が投稿された。撮影された部屋は不明だが、ベッドの上だ。(中略)撮影者はその男だ。時折、男と笑顔を浮かべて会話してることからも、親しい関係がうかがわれる」>

これは『週刊ポスト』の「バラまかれた『復讐ポルノ』の残酷」からの引用である。東京・三鷹市でタレントの卵、鈴木沙彩さん(18)が、池永チャールストーマス容疑者(21)に殺された事件の6日前にインターネット上にばらまかれた写真は、沙彩さん自身の手で撮影されたものであるという。ストーカーに恥ずかしい写真まで公開され、そのうえ殺されたのでは、2度『殺された』ことになるのではないか。
週刊ポストによれば、振られた腹いせに元恋人の裸の写真や映像をネットに投稿する行為は「復讐ポルノ(リベンジポルノ」といわれ、世界的な問題になっているようで、この10月(2013年)、米カリフォルニア州議会は嫌がらせを意図してヌード写真をネットに流通させた者に、最大で6か月の禁固か1000ドルの罰金を科す法案を成立させたという。


三鷹ストーカー殺人事件 – Wikipedia
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